女性でスキンケアに気を遣っている方は多いですが、近年は男性であっても化粧水や乳液は欠かせない、時にはメイクをするなどといった美意識の向上が話題となっています。となると、肌にお悩みを抱えているにも関わらず何もしないのはNG!特に自分に合ったケアを見つけるのが難しい毛穴は、周りからの印象を大きく左右するポイントでもあります。
今回は男性の開き毛穴について、セルフケアでも改善を目指せる方法をまとめてみました。ヒゲ剃りなどで肌に触れる機会も多い分、少しの肌トラブルが気になりがちな男性。鼻や頬など部位によって異なる方法についても確認していきましょう。
こちらの記事では、
- 男の毛穴が開きっぱなしは印象悪!
- 鼻や頬の開き毛穴をセルフケアで改善しよう
- 毛穴ケアの基本方法まとめ
についてご紹介します。
男の毛穴が開きっぱなしは印象悪!
近年、男性同士であってもスキンケアの話題で盛り上がったり、脱毛をはじめとする美容サロン・クリニックに通ったりする方も増えてきました。男性はホルモンの影響でヒゲが濃くなるため、自然とお顔の毛穴が目立ちやすいもの。ぽっかりと開いた毛穴をどうにかしたい……と、毛穴ケア方法を模索している人も多いのではないでしょうか。
一方そんな男性が増えてきたからこそ、毛穴が開きっぱなしの男性は印象を下げてしまうことに……。同性はもちろん、女性からも手厳しい意見が寄せられることが増えてきています。
結構肌って人に見られる事多いから、毛穴とかって気になるよね。
女の子は大概やってるんだけど、男の人もクレンジングやった方が、絶対肌綺麗になるし、清潔感出て印象良くなると思うよ。クレンジング→クレンジング乳化→洗顔→拭き取り化粧水→導入剤→化粧水→乳液
— XIA@ワーカーホリック (@ImitationNg) November 7, 2021
せっかく意中の女性と素敵な雰囲気になったのに、近づいた瞬間毛穴が気になってしまった……なんてガッカリエピソードを話す女性もいるほど!普段から美意識の高い女性だからこそ、好きな相手のお肌事情が気になってしまうのです。
開き毛穴のせいで素敵な恋を逃さないためにも、まずは自分でできるケアから始めてみてはいかがでしょうか。
鼻や頬の開き毛穴をセルフケアで改善しよう
毛穴の開きでお悩みの方は、そのほとんどが「鼻」または「頬」の毛穴を気にしているもの。とはいえこの2ヶ所、実は毛穴が目立つ原因やケア方法が異なるのです!まったく同じケア方法でどちらかを犠牲にするのではなく、それぞれに適切なケアをするのが美肌への近道といえるでしょう。
鼻の開き毛穴
・皮脂の過剰分泌
・紫外線による酸化
・形状が複雑で汚れを落としきれていない
鼻といえば、額と同じく皮脂分泌がさかんに行われる部位です。そのため思春期を中心にニキビなどのトラブルが起こりやすく、皮脂による毛穴詰まりに悩んでいる方も多いもの。はがして角栓を取るタイプのシートパックも、鼻のケアを目的としたものがほとんどです。
また、鼻は顔のパーツでもっとも高いところにあり、それだけ紫外線の影響を受けやすいのが特徴です。分泌された皮脂が紫外線を浴びて酸化すれば、炎症の元になったり、黒ずみ毛穴として頑固に詰まったりする可能性も高くなるのです。
そしてお手入れ不足も大きな要因の一つ。特に小鼻の周りはしっかりと汚れを落としきれておらず、詰まったままの角栓が毛穴を押し広げているケースも目立ちます。
頬の開き毛穴
・水分不足(乾燥)
・マスクによる摩擦
・年齢肌によるたるみ
皮脂の多い鼻に比べ、頬は乾燥するという方も多い部位です。スキンケアでの水分補給がうまくできていなかったり、そもそもお肌に水分を溜めておく機能がなかったりすると、毛穴はどんどんと乾燥状態へ!硬くごわついた毛穴は収縮できなくなり、ぽっかりと開いたままになってしまうのです。
また、年齢と共に肌の水分量が失われ、たるみに悩まされる方も増えていきます。ほうれい線や目元がたるむのはもちろん、毛穴も楕円形に形状が崩れ、引っ張ると形を変えるように。
さらにコロナ禍では、マスクによる摩擦が原因で肌がダメージを受け、乾燥やごわつきを感じる方も少なくありません。常に呼気で湿っており、毛穴が開きっぱなしの状態になっていることも要因の一つとして挙げられます。
毛穴ケアの基本方法まとめ
鼻と頬、それぞれの毛穴が開く原因が分かったところで、実際にどんなケアをしたら良いのかといった基本の方法をまとめていきましょう。
以下の手順はどんな肌タイプの方でも当てはまる、毛穴ケアの基本中の基本となります。日々のお手入れが欠かせない毛穴ケアでは、1つひとつの手順が重要となることを覚えておきましょう。
STEP1|クレンジング | たとえメイクをしていなくても、皮脂などの油分を溶かすためにクレンジングを行いましょう。入浴時やスチーマーを使うなど、しっかり毛穴を柔らかくしておくと落ちやすくなります。より皮脂分泌の多い、額や鼻から始めます。 |
STEP2|洗顔 | 毛穴の奥にある汚れを落としたい場合は、濃密な泡を作るのがポイントです。洗顔ネットで泡を立て、摩擦を起こさないよう優しく肌にのせましょう。指が当たらない程度に、あくまでも「泡で洗う」ことを意識してくださいね。 |
STEP3|導入アイテム | 続いて、導入美容液や導入化粧水をのせていきます。洗顔後すぐに化粧水をのせるよりも、浸透しやすくしてくれるこちらのアイテム。毛穴ケアにうってつけのビタミンCなど、その後のスキンケアアイテムに含まれる成分を効率的に吸収できます。 |
STEP4|化粧水 | 皮脂分泌が気になる毛穴の場合、つい減らしてしまいがちな化粧水。しかし肌に必要な水分が不足していると、危機を感じた毛穴がより一層皮脂を分泌してしまいます。500円玉程度を数回、手のひらで押し当てるようにしてしっかりのせましょう。 |
STEP5|美容液/パック | 間違えがちな美容液の順番はココ。乳液やクリームで蓋をする前になじませましょう。どんなタイプの毛穴でも、まずはビタミンCを取り入れるのがおすすめです。化粧水や乳液にお金をかけられない場合、美容液だけは自分に合ったものをチョイスしてみてくださいね。 |
STEP6|乳液 | べたつきが気になる方は、クリームよりも乳液がおすすめです。肌をやわらかくしてくれる役割があるため、弾力のあるしっとり肌に近づきます。ぱっくり開いた毛穴も、次第に目立ちにくくなりますよ。 |
STEP7|クリーム | みずみずしいジェル状のクリームなどは、ニキビにお悩みの方でも使いやすいアイテムです。油分が多く皮脂の代わりをしてくれるため、余計な分泌を抑える効果も期待できますよ。とはいえ多めに塗ってしまうとべたつくため、適量を守って薄いベールをかけるようなイメージで。 |
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まとめ
男性ホルモンであるテストステロンは、皮脂の分泌を増やすはたらきを担っています。もちろん人体にとっては不可欠ですが、時には毛穴の開きを招いてしまうことも……。まずは基本のスキンケアを見直しながら、健康的な土台作りを心がけてみてくださいね。
男性のメイクが流行中とはいえ、まだまだすっぴんで過ごす方も多いもの。いつどこから見られても怖くない、毛穴レスの肌を手に入れましょう!