コンビニや自動販売機で手軽に購入できるペットボトルですが、自分でお茶を作るのが手間で家に何本かストックしている方も多いのではないでしょうか。
通販サイトでケース買いすると安く済む場合もあり、セール時にまとめて買う場合もありますね。
そんなペットボトルのお茶について、賞味期限を気にしたことはあるでしょうか。今回はペットボトルの賞味期限はどこに記載があるのか、また期限が切れたものはいつまで飲めるのかを調査しました。
こちらの記事では、
- ペットボトルのお茶の賞味期限はどのくらい?
- どこに記載があるの?
- 期限切れはいつまで飲めるのか調査
についてご紹介します。
ペットボトルのお茶の賞味期限はどのくらい?
ペットボトルのお茶は、半年から1年程度の賞味期限に設定されているものがほとんどです。ジュースや炭酸飲料では異なる場合があるため、あくまでも「お茶」のケースを想定しておきましょう。
ちなみに、今回の記事で示す「お茶」は緑茶やほうじ茶、ウーロン茶等味のついていないお茶を指します。
茶葉にお湯を注いで飲むお茶と同じように、ペットボトルであっても中身はどんどんと酸化していきます。次第に色が茶色がかってきたり、渋味が出たりといった変化が見られるため、賞味期限の過ぎたお茶は処分するのが良いでしょう。
ちなみに、開封してしまった場合の賞味期限についても見てみましょう。
保存方法 | 期限 |
---|---|
未開封 | 半年~1年 |
開封(直接口をつけた場合) | 8時間 |
開封(入れ物に移して飲んだ場合) | 2日 |
|
ペットボトルに口をつけてしまうと、そこから雑菌が繁殖してしまいます。例え冷蔵保存であっても繁殖は留められないため、一度直接飲んだ場合は半日を目安に飲み切るのが良いでしょう。2リットルタイプのペットボトルであれば、コップに移して飲むのがおすすめです。
どこに記載があるの?
ペットボトルの賞味期限はラベルに記載があると思われがちですが、実はキャップの部分にあります。一度開封すると外れるリングのような部分を見ると、小さな文字で印字されているのが分かります。
また、商品によってはキャップ上部や底面に記載がある場合も。その場合、原材料表示の近くに「賞味期限:〇〇に表示」と場所が案内されているため、参考にしてみてくださいね。
- 数字のみの場合:左から年/月/日(例:220930→2022年9月30日)
- 数字とドットの場合:左から年/月/日(例:22.09.30→2022年9月30日)
- 年と月のみの場合:その月の末日まで(例:22年9月→2022年9月30日まで)
期限切れはいつまで飲めるのか調査
賞味期限が切れたお茶のペットボトルは、基本的に「飲まない」のがベストです。味や匂いに違和感がある場合は、必ず口にせず処分してくださいね。開封済みのものは雑菌が繁殖している可能性が高く、未開封であっても酸化が進んでいる場合があります。
どうしてももったいないと感じたら、味や匂いに変化がない限り、賞味期限から1ヶ月程度過ぎたくらいであれば口にしても問題ないといわれています。緑茶だったはずがどこかほうじ茶のような風味になっている……というケースもありますが、なるべく早く飲み切ることを前提に、体調に異変がないか確認しながらいただきましょう。
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まとめ
便利な反面、まとめ買いをして飲み切れなかった……という場合も多いペットボトルのお茶。長い間もつからこそ、ついうっかり過ぎてしまったとならないようにこまめなチェックが欠かせません。500mlなどのサイズは口をつけて飲みがちですが、一度で飲み切れない場合は別容器に移すことも忘れないようにしましょう。