みかんの保存期間はどのくらい?常温、冷蔵、冷凍の保存温度や種類別にも調査!

冬になるとよくみかんを食べる方も多いのではないでしょうか。

水分が多く糖質量が低いみかんは、カロリーも低いのでダイエットにはとても向いています。

サイズや種類もいろいろあるので、食べ比べしたり、気軽に食べられる果物の一つですよね。

みかんはお得な「箱買い」をついしてしまいがちですが、みかんの保存期間ってどのぐらいでしょうか?

そこで今回は、

  • みかんの保存期間はどのぐらい?
  • みかんの保存温度別の(常温・冷蔵・冷凍)保存期間は?
  • みかん(柑橘類)の種類別の保存期間は?

について調べてみました!



みかんの保存期間はどのくらい?

甘くておいしい冬の果物「みかん」

簡単に剝いてすぐに食べられるので、冬になるとずっと自宅に常備する果物の一つですよね。

みかんの保存期間は大体2週間から4週間とされているようです。

でも、お得な箱買いする事も多いみかん。

保存期間内でも、気づいたら箱の底で腐っていたり、カビが生えていた…なんて事もありますよね。

みかんの保存期間は保存温度によって違うのでしょうか?

みかんを常温、冷蔵、冷凍の3つの温度別に保存した場合の保存期間についても調べてみました。



みかんの保存期間を常温、冷蔵、冷凍の温度別に調査!

みかんの保存方法はどうしていますか?

みかんは保存温度により保存期間が違うのでしょうか?

常温、冷蔵、冷凍の保存温度別に調べてみました。


みかんを「常温」保存した場合の保存期間

みかんを「常温」保存した場合の保存期間からみていきましょう。

みかんの常温保存期間は、約2週間から4週間となっていますが、4週間保存する場合は工夫が必要になってきます。

みかんは高温多湿に弱いので5~8℃の涼しいところで保管しましょう。
11月頃には外気が15℃以下になるので風通しがよく直射日光が当たらない外置きがおすすめです。

また、上記のようにならないように風を通すためにも時々、みかんの位置の上下を入れ替えることも大切です。

さらに段ボールのふたは開けたままにするのもポイントです。

そして一旦すべて箱から取り出し箱自体乾かし乾燥させた後にみかんを箱に戻すのがいいのだそうです。

その時傷んだみかんがある場合は見つけたら他のみかんも傷んでしまいますのですぐに取り除いておきましょう。



みかんを「冷蔵」保存した場合の保存期間

続いて、みかんを「冷蔵」保存した場合の保存期間についてです。

みかんを保存するに適した涼しい冷暗所といえば、冷蔵庫ですよね。

でも冷蔵庫に保存すると乾燥してしまうイメージが強いですし、現に乾燥します。

しかし冷蔵庫が全くみかんの保存に適していないかといえば、そうでもありません。保存方法を守れば保存期間は約2~4週間になります。

みかんは乾燥に弱いので、乾燥を防ぐために、1個ずつキッチンペーパーや新聞紙などで包みポリ袋や保存袋などに入れてから冷蔵庫で保存します。

更にこの時にヘタの部分を下にしておき温度が安定している野菜室で保存することがポイントです。

ただし、長期間の保存は甘さが抜けてしまうので2週間位を目安に食べ切るのがおすすめです。


みかんを「冷凍」保存した場合の保存期間

みかんを「冷凍」保存した場合の保存期間はどうでしょうか?

冷凍というと、給食などでよく見たあの冷凍みかんですね。

冷凍保存の場合約2~3ヶ月の保存が可能です。

冷凍みかんを皮ごと冷凍する場合一度凍らせたみかんを水にくぐらせてもう一度凍らせると乾燥を防げますし、美味しく保存できます。

そして解凍して食べる時は、自然解凍で半解凍のシャーベット状が一番おいしく食べることができます!

みかんの保存期間も保存温度別に違うことがわかりました。

みかんの保存温度別、保存期間
  • 常温保存なら保存期間は2週間~4週間
  • 冷蔵保存なら保存期間は2週間
  • 冷凍保存なら保存期間は2~3ヶ月


みかん(柑橘類)の種類別保存期間は?

みかんといえども、柑橘類を含むとたくさんの種類がありますよね。

種類によって保存期間に違いがあるのか、みかんの種類別保存期間についてみてみましょう。

【デコポン】保存期間 1週間~2週間


デコポンは、少し大ぶりサイズのみかんです。

状態がいい場合は2週間ほど日持ちはするのですが、できれば1週間くらいで食べきるのがいいと思います。

デコポンの重さは230g前後で、見た目はずんぐりしていますが甘味が強くて袋ごと食べることができ頭の部分が出っ張っているのが特徴です。

12~4月頃に店頭に並んでいます。

保存は直射日光の当たらない冷暗所に置いておきましょう。



【たんかん】保存期間 1週間

たんかんは重さ150gで、中国南部や台湾でたくさんつくられている果物です。

日本国内では鹿児島や沖縄など温かい地域で作られています。

保存期間は1週間が目安ですが、なるべく早く食べきりましょう。

多汁で甘味が強くてほのかな酸味がもあり風味豊かです。

皮はややむきにくいのですが膜が薄いので袋ごと食べられるのが特徴で旬は2~4月頃となっています。

保存方法は暖房や直射日光を避けて冷暗所で冷蔵庫の野菜室に入れる場合乾燥しないようポリ袋などに入れて保存しましょう。



【伊予柑】保存期間 1週間~10日


明治時代に山口県萩市で発見された「いよかん」は後に愛媛県で本格的に栽培がスタートしたので地名の「伊予」という名前が付けられた果物です。

保存期間は1週間~10日とされています。

今は愛媛を中心に山口や和歌山などで栽培されており、皮はやや厚めですがむきやすくて果肉もとてもジューシーで甘酸のバランスもいいのが特徴です。

旬は11月の終わり頃からピークは1月~3月頃となっておりこの時期のいよかんはビタミンCがたっぷりです。

比較的保存しやすい果物ですが室温が高くならず風通しの良いところで保存するのがおすすめです。

暖房が入るような室内なら乾燥しないよう袋などに入れてから冷蔵庫に入れておきましょう。



【八朔】保存期間 2~3週間

甘味と酸味がバランスがよくほんのり苦みを感じる八朔(はっさく)

保存期間は2~3週間となっています。

果肉はやや硬めで香りと風味がよく皮は厚めですが皮の離れがよいので食べやすいのが八朔です。

旬は1~4月頃ですがはっさくの大敵は“乾燥”なのです。

ですから冷暗所に保存すれば2~3週間は日持ちするのですが気温の高い場所や温かい部屋しかないときには乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。

ひとつずつラップや新聞紙で包むと乾燥を防ぐこともできるのでおすすめです。



【はるみ】保存期間 5日~1週間

「清見」と「ポンカン」の交雑種でうまれたのがはるみです。

状態にもよりますが大体5日~1週間くらいが目安です。

サイズは200g程度で果肉がやわらかく糖度は平均13度となっていて皮がむきやすく皮が薄いので袋ごと食べられるのも魅力です。

1月頃から収穫が始まり旬は2月から3月上旬頃となっています。

風通しのよい冷暗所で保存するのですがあまり日持ちするほうではなく早めに食べきるのがベストです。

生食がおすすめですがジャム(マーマレード)にしたりケーキやタルトにのせたりするのもおすすめです。



みかんの保存期間はどのくらい?常温、冷蔵、冷凍の保存温度や種類別まとめ

みかんの保存期間はどのくらい?常温、冷蔵、冷凍の保存温度や種類別のまとめです。

みかんの保存期間は常温・冷蔵・冷凍と保存温度によって違うことがわかりました。

  • 常温保存なら保存期間は2週間~4週間
  • 冷蔵保存なら保存期間は2週間
  • 冷凍保存なら保存期間は2~3ヶ月
  • また、みかんに柑橘類を含むと、種類によって保存期間が5日~3週間と違うことがわかりました。

    きちんと保存期間や保存温度を知ることで、みかんや柑橘類を美味しくいただくことが出来ますので、ぜひ参考ください!

    最後までお読みいただきありがとうございました。