【0800 600 0600】から着信がかかってきた!日本年金機構の電話番号って本当?電話に出ても大丈夫?

一見携帯電話の番号と見間違えてしまいそうな「0800 600 0600」の番号。実はこれ、無視はNG!きちんと理由があってかかってきている番号ですので、着信があった場合は時間のある時にかけ直しましょう。「日本年金機構」とも関係があるため、心当たりのある方はしっかりとチェックしておいてくださいね。

こちらの記事では、

  • 【0800 600 0600】の着信はどこから?
  • 【0800 600 0600】は日本年金機構からの着信って本当?
  • 【0800 600 0600】の電話に出るとどうなる?無視するのはNGって本当?

 
についてご紹介します。



【0800 600 0600】の着信はどこから?

0800 600 0600

 

「0800」から始まるこちらの番号は、一見携帯電話の番号と見間違えてしまいそうになるため、「知らない番号だ」と無視してしまう人も多いようです。しかしこちらは「0120」と同じくフリーダイヤルの番号であり、主に企業が使用している番号となります。

フリーダイヤルでかかってくる電話のほとんどが、商品のPRや勧誘などの営業電話です。しかし中には今回ご紹介する「0800 600 0600」など無視するのはNGなものも含まれているため、一括で拒否するよりは個別での対応をおすすめします。



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【0800 600 0600】は日本年金機構からの着信って本当?

0800 600 0600

 

「0800 600 0600」の番号は「株式会社バックスグループ」という企業の番号です。聞き覚えのない社名が出てきて、無視してしまう人も多いようですが、実はバックスグループ社は「日本年金機構」の代わりに電話連絡を担っている企業でもあります。

そのため、電話の大元は日本年金機構であり、年金の支払いに関する電話ということになります。もっといえば、年金の支払いが滞っていた場合などに連絡が来る番号ということなのです。

株式会社バックスグループ 詳細

・本社:東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル14階
・事業内容:販売促進・公共案件の受託管理・WEBシステムの運用管理など
・URL:https://www.backs.co.jp/

このうち、「0800 060 0600」を使用しているのは「大阪第1コンタクトセンター」です。管理している地域は西日本を中心としているため、下記の地域にお住まいの方・以前住んでいた方などは電話がかかってくる可能性があるでしょう。

大阪第1コンタクトセンター 管理地域

・富山県
・石川県
・愛知県
・岐阜県
・三重県
・福井県
・滋賀県
・京都府
・奈良県
・兵庫県

 



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【0800 600 0600】の電話に出るとどうなる?無視するのはNGって本当?

0800 600 0600

 

「0800 060 0600」から電話がかかってくるということは、そのほとんどが年金の未払いがあるケースです。長期にわたって年金を支払わずにいると、差し押さえや将来年金を受け取れなくなるため早めに対処しておきましょう。

電話では過度に怒られたり、未払いの理由を問い詰められたりすることはありません。あくまでも「払ってください」という内容を伝えるための電話ですので、不安がらずに対応してくださいね。電話では未払い分の支払い方法を詳細に教えてくれるため、メモを取るなどして支払いの準備をしておきましょう。

年金の未払いがある限り、「0800 060 0600」からの電話は何度でもかかってくると考えられます。着信拒否をするのではなく、自分の状況を確かめるためにも一度電話に出ることをおすすめします。その上で生活が苦しく年金が払えない場合は、免除や支払い猶予といった救済措置を検討しましょう

年金の支払い猶予

・20歳から50歳未満の方
・本人や配偶者の前年所得が一定額以下の場合
・あとから追納しなければ、将来もらえる金額が減る

年金の免除

・本人、世帯主、配偶者の前年所得が一定額以下の場合(失業した場合も含む)
・全額、4分の3、半額、4分の1から選べる
・免除された期間は年金額が減る
→全額免除:その期間は全額納付の2分の1を支給
→4分の3免除:その期間は全額納付の8分の5を支給
→半額免除:その期間は全額納付の8分の6を支給
→4分の1免除:その期間は全額納付の8分の7を支給

※2022年2月現在の情報です。

 



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まとめ

0800から始まる電話番号

 

「0800 060 0600」から電話がかかってきた場合は、無視するのではなく自分の現状についてしっかりと確認することが大切です。場合によっては支払い猶予・免除などの制度を利用し、未払いのままにすることのないよう注意しましょう。将来の生活を守るためにも、現在の生活を見直してみてくださいね。