【台風10号2020】川内川ライブカメラ映像やツイッター情報まとめ

過去最大級と言われる、台風10号について気象庁と国土交通省は本日合同の会見を開きました。

国土交通省の担当者は「国が管理する大きな河川でも現状の整備水準を超える規模の雨量が予測され、氾濫の危険性が高まっている」と説明しました。

下記がその河川で、堤防などを整備する基準としている雨量に匹敵した雨が降ると予想されているということです。

▽鹿児島県を流れる肝属川、川内川
▽宮崎県と鹿児島県を流れる大淀川
▽宮崎県を流れる小丸川、五ヶ瀬川
▽熊本県を流れる球磨川

「氾濫の危険性が高まっていて、避難への備えを行ってほしい」と会見で呼びかけました。

今回は、氾濫の危険性が指摘されている鹿児島県を流れる川内川のライブカメラ映像やツイッターの情報をまとめてみました。

台風10号2020年の進路予想記事はこちらをごらんください



台風10号2020・川内川のライブカメラ映像

現在の川内川のライブカメラ映像では、川内川河川事務所のサイトで確認することができます。

川内川河川事務所

こちらの画像は、えびの市の麓橋のサンプル記事です。
麓橋えびの市

こちらの画像は、伊佐市鵜泊橋のサンプル記事です。
伊佐市鵜泊橋

ライブカメラでは

  • えびの市
  • 湧水町
  • 伊佐市
  • さつま町
  • 薩摩川内市

の映像がリアルタイムでみることができます。

また、川内川の本川と支川の水位情報で増水などの情報を得ることができます。




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川内川の過去の洪水

下記の画像では、1,906年から2006年の災害発生日と洪水原因と川内水位をしてしています。
川内川過去の記録1
川内川の過去の記録

昭和32年の被害

川内川の過去の洪水については、洪水記録が整理されはじめた1500年代から現在に至るまで、約200回を超える記録があり、平均2年に1回程度で洪水が発生しています。

昭和46年8月洪水(台風19号)においては、川内市街部一帯に避難命令が発令され、全半壊家屋30戸、 床上浸水803戸、床下浸水2,163戸、道路損壊7箇所、橋梁流出8箇所、堤防決壊6箇所など甚大な被害を受けました。
昭和46年川内川

昭和47年7月洪水においては、中流の宮之城町湯田地区で家屋の流出114戸の被害が出ました。

平成元年7月洪水においては、 全流域で床上浸水171戸、床下浸水702戸、浸水面積1,636haの被害が発生、平成5年8月洪水においては、全流域で床上浸水197戸、 床下浸水416戸、浸水面積1,517haの被害が発生し、栗野水位観測所では過去最高の7.27mを記録しました。

平成9年9月洪水(台風19号)においては、全流域において床上浸水264戸、床下浸水223戸、浸水面積1,271haの被害が発生し、 吉松水位観測所においては過去最高の8.19mを記録しました。

平成18年7月洪水(梅雨前線)においては、全水位観測所15箇所のうち11箇所で観測史上最高水位を観測、そのうち4箇所においては計画高水位を超える水位を記録し、 川内川の上流から下流に至る流域の3市2町(薩摩川内市、さつま町、伊佐市、湧水町、えびの市)の約5万人に避難勧告等が発令され、 浸水面積約2,777ha、浸水家屋2,347戸に及ぶ甚大な被害を受けました。
平成18年の川内川

※画像はすべて川内川河川事務所のサイトから抜粋しています。

参考サイト:

川内川河川事務所|川内川の過去の洪水

【特別警報が発表されていなくても】高潮や洪水、土砂災害により命に危険が及ぶ場所に住んでいる方は、段階的に発表される防災気象情報を活用し、暴風が吹き始める前に早めの避難、安全確保の判断を!
気象庁の避難勧告




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台風10号2020・川内川氾濫についてのツイッターSNS情報まとめ

こちらは、Yahooニュースのツイート

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まとめ

氾濫の危険性が指摘されている鹿児島県を流れる川内川のライブカメラ映像やツイッターの情報をまとめてみました。