2022年恵方参り神社の方角はどっち?初詣におすすめの時期・時間と場所は?お祈り作法も紹介!

2021年ももうすぐ終わりとなり、新たな年がやってこようとしています。年初めには神社やお寺に参拝するという人も多いですが、せっかくならばその年の幸福を祈るため「恵方参り」をしてみてはいかがでしょうか。初詣におすすめの時期や時間も併せてご紹介していますので、来年のお出かけに役立ててみてくださいね。

こちらの記事では、

  • 2022年恵方参り神社の方角はどっち?
  • 初詣におすすめの時期・時間と場所は?
  • お祈り作法も紹介!

 
についてご紹介します。



2022年恵方参り神社の方角はどっち?

2022年恵方参り

 

恵方参りとは、その年の幸福を司る神様「歳徳神」がいらっしゃる方角に参拝し、一年間の幸せを祈る行事のことをいいます。「恵方」は恵方巻でもおなじみですが、毎年方角が変わるもの。その年の恵方に合わせて、参拝する社寺を選ぶ必要があります。

2022年の恵方

北北西やや北

北北西やや北……と細かく分かれていて難しいですが、自宅から見て恵方の方角にある神社やお寺を選びましょう。例えば、浅草駅から見ておおよそ北北西やや北にあるのが「浅草寺」。コンパスなどがあれば、より正確に神社やお寺を見つけることができます。

2022年恵方参り

 

この「北北西やや北」の恵方は、節分の時に恵方巻を食べる方角でもあり、本来は七草がゆを作る時にも使われる方角です。歳徳神は一年間恵方にいらっしゃると言われるため、年が終わるまでは覚えておくと良いでしょう。

初詣におすすめの時期・時間と場所は?

2022年恵方参り

 

一般的に「初詣」は元旦や三が日に行う人が多いですが、そもそもは「年の初めに参拝する」という意味のため、どのタイミングで行っても良いとされています。恵方参りも同じで、その年の恵方にある社寺であればタイミングはいつでもOKです。

しかしその年一年間の幸福をお祈りするのであれば、参拝はできるだけ早い方が良いでしょう。元旦や三が日に行けなかった場合は、以下の日程を目安に参拝してみてくださいね。

初詣にオススメの時期まとめ

・大晦日~元旦(元日):もっとも多くの人が参拝し、昼夜問わず混雑する社寺も多い。
・三が日:元日に行けなかった場合でも、冬休みを使って1月3日までに参拝する人も多い。
・1月7日まで:神社や各家庭に神様がいらっしゃるとされる時期。(関西は1月15日まで)
・1月中:社寺もまだ初詣の装いがあり、正月行事や露店などが出ている場合もある。

さらに、年をまたいで参拝する「2年参り」のように、大晦日や元日は夜まで混み合うことの多い初詣。逆に言えば、早朝は比較的人手も少なく、ゆっくりと参拝できるでしょう。冬の朝のスッキリと冷たい空気を感じながら参拝するのも素敵ですね!

また、全国でも人気の高い社寺には以下のようなものがあります。

初詣に人気の社寺

・伊勢神宮(三重県伊勢市)
・出雲大社(島根県出雲市)
・厳島神社(広島県廿日市市)
・伏見稲荷大社(京都府京都市)
・太宰府天満宮(福岡県太宰府市)
・明治神宮(東京都渋谷区)
・鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)
・成田山新勝寺(千葉県成田市)
・浅草寺(東京都台東区)
・熱田神宮(愛知県名古屋市)
・八坂神社(京都府京都市)
・日光東照宮(栃木県日光市)
・平安神宮(京都府京都市)
・戸隠神社(長野県長野市)
・川崎大師 平間寺(神奈川県川崎市)
・住吉大社(大阪府大阪市)
・金剛峯寺(和歌山県伊都郡)
・寒川神社(神奈川県高座郡)
・北野天満宮(京都府京都市)
・神田神社(東京都千代田区)

引用元:楽天トラベル

参拝客は数千人、場合によっては1万人を大きく超えるこれらの社寺。由緒ある社寺を選びたい方は有名どころへ、落ち着いて参拝したい方は最寄りにある小さめの社寺を選んでみてくださいね。


お祈り作法も紹介!

2022年恵方参り

 

初詣では神社を選ぶという人も多いようですが、どちらも「神様や仏様にお願いをする」という点では同じであるため、どちらへ参拝しても良いとされています。しかし神社とお寺では参拝する作法が異なるため、それぞれ正しいやり方を身に付けていかなくてはなりません。

神社でのお祈り作法

・鳥居をくぐる前に一礼する(神様の領域へ立ち入らせていただく)
・参道では両端に寄って進む(真ん中は神様の歩く場所であるため)
・手水舎では以下の流れで手と口を清める
→右手で柄杓を持ち、左手を洗う
→左手で柄杓を持ち、右手を洗う
→右手で柄杓を持ち、左手に水を受け口をすすぐ
→柄を下にして柄杓を起こし、手で触れた部分を洗う
→伏せてあった場所へ戻す
・鈴を鳴らし、賽銭を入れる場合は入れる
・「二礼二拍手一礼」で参拝する

お寺でのお祈り作法

・門の前では手を合わせ、一礼する(仏様の領域へ立ち入らせていただく)
・手水舎で手と口を清める(流れは神社の場合と同様)
・本堂前についたら姿勢を正し、手を合わせる(合掌する)
→指の間はぴったりと閉じ、右手と左手をずらさない
→胸の前で斜め45度の角度で手を合わせる
→願いを込める/「南無阿弥陀仏」を10回唱える

これらの作法を身に付けることは大切ですが、まずはどの社寺に行く場合も「神様や仏様にお願いをさせてもらう」という神聖な気持ちで向かうことが重要です。大声で騒いだり敷地内を荒らしたりといった行いは言語道断ですが、それ以外でも背筋を伸ばしてきちんとした立ち居振る舞いを心掛けましょう。


まとめ

2022年恵方参り

 

今回は2022年の恵方や初詣・恵方参りの作法についてご紹介しました。1年を振り返り、また新たな1年を迎えるために重要な初詣。せっかくお参りするのであれば、作法や恵方を意識しより意味のあるものにしたいですね。