050の電話はどこからの着信？IP電話って一体何？安全な番号かどうかの調べ方とは

電話帳に登録していない番号からの着信は、どんな番号であっても何だか緊張してしまいますよね。「迷惑電話かもしれない」と思い、なかなか出られない人も多いのではないでしょうか。

近年増えているのが、090や080ではなく、「050」から始まる番号。フリーダイヤルでもなさそうなこの番号、実は「IP電話」の番号なのです。

今回は050から始まるIP電話とは一体何なのか詳しく見ていきましょう。着信を取る前に、安全かどうか確かめる方法も併せてチェックしてみてくださいね。

こちらの記事では、

050の電話はどこからの着信？IP電話って一体何？
安全な番号かどうかの調べ方とは

についてご紹介します。

050の電話はどこからの着信？IP電話って一体何？

なんか家の固定電話にかかってきた050の電話出たら「もしもしこんにちは」って言われて「もしもしこんにちは」って返したら切られたんだけど

— しぴカス (@cp_baka) February 6, 2023

冒頭でもご紹介した通り、050から始まる番号は「IP電話」と呼ばれるものです。

通常の電話が「回線交換方式」と呼ばれるのに対し、IP電話は「パケット交換方式」を採用しています。電話をかける側と受ける側が一本の線でつながっているようなイメージで、他の電話が入り込めないのが回線交換方式。データを小分けにして送ることで一本の線を一つの電話が占拠することがなく、多くの電話が線を使えるようになるのがパケット交換方式です。

引用元：ITパスポート試験ドットコム

「難しくて良く分からない……」という人もいますが、端的にいえば通常の電話は「音声通話専用」の回線を使っているのに対し、IP電話は「インターネット回線」を使って電話できるように工夫したものといえます。

そのため、「050だから企業からの着信」とはならず、個人であっても入手可能なのがポイント。050から始まる電話番号の着信があっても、すぐに身構える必要はありません。電話の向こうで、相手がどんな契約で電話を使っているかによって先頭の数字が異なるだけなのです。もちろん企業でも使われており、中には市役所等の公的機関に割り振られていることもあるようです。

050から始まる番号のメリット

・データ通信が可能であれば番号を入手可能
・PCからの通話が可能
・他の方法に比べ利用料金が安い
・用途に応じて複数の番号を入手可能
・アプリで簡単に入手できるものがある
・回線工事が不要で準備期間が少ない

050から始まる番号のデメリット

・停電時などは接続できない可能性がある
・ネット回線の速度環境に影響されやすい
・緊急通報ができない可能性がある

一般的には、一つの端末(SIM)に一つの電話番号が割り振られます。しかしIP電話の場合、普段は090や080から始まる電話番号を使っていても、同じ端末で050から始まる番号の着信に出られるというメリットがあります。事業を営んでいたり、人によって番号を変えたかったりする場合に重宝するでしょう。回線工事が不要で、中にはアプリから簡単に使用できるものも登場しています。

これに対し、インターネットに接続して電話を行うという特性から、環境が不安定な場合は電話しにくくなるというデメリットも存在します。停電でネット環境が途絶えてしまった場合、たとえ緊急でも電話ができない……となることも。専用のサービスやプランに加入しなければ、110や119といった緊急通報への通話もできません。

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安全な番号かどうかの調べ方とは

固定電話にかかってきた0120や050には出ない主義ですが、暇な時には出てやることにしてます。
今日は不用品買取の会社でした。
テレワークだと告げると
「あ、家で、仕事…じゃあ午前でもお昼休みや夕方でも合わせます」
「お宅にある不用品をださせていただいて…」
ハイ♪敬語間違いいただきました！

— ねこすけ (@nekosuke_50) February 10, 2023