うたまろ石鹸の成分に含まれる蛍光増白剤(蛍光剤)は危険それとも安全?発がん性など体に悪い害はない?

うたまろ石鹸と言えば、頑固な汚れが真っ白に落とせる!と有名な石鹸ですよね。落としにくい泥汚れや、子供の食べこぼしなどにも使える万能石鹸として、長年変わらない人気を誇っています。

実は、最も有名と言える、固形タイプのうたまろ石鹸の洗浄力は、含まれている「蛍光増白剤」の効果が大きいんです!蛍光剤とも呼ばれるこの成分、あまりにも汚れがキレイになるため、一部では、発がん性などの体への害が気になる、と心配になってしまう人もいるようです。

そこで、今回はうたまろ石鹸に含まれる「蛍光増白剤」について、体に悪い成分なのか、環境への配慮はされているのかどうかなどの気になる点をまとめてみました。

危険性や安全性についてしっかりと検証し、より安心して使えるようになるといいですね!

▼色物・柄物の洗濯には、うたまろ石鹸の固形タイプは使用できません。




目次

うたまろ石鹸の成分に含まれる蛍光増白剤(蛍光剤)は危険それとも安全?

「蛍光増白剤」とは、いったいどういう成分なのでしょうか。

蛍光増白剤が頑固な汚れに効果的なのは、目に見えない紫外線を、目に見える青い光に変えることができるから。白く発光したように見えるため、白さがより際立って見えるんですね。

普段の洗濯で私たちが使用している洗剤は、この蛍光増白剤が含まれたものが多いんです。初めて聞いたという人も多いと思いますが、意外と私たちの身近にある成分、ということ。そうなると、より一層体への影響について気になってしまいます。

一言で言えば、蛍光増白剤は「安全」です。各洗剤が皮膚への影響などを考慮して作られていることは間違いありませんし、繰り返しテストをクリアしたものだけが発売されているはず。うたまろ石鹸に至っても同様で、しっかりと安全性が確認されたものを使用しているとのことです。

ウタマロ石けんに蛍光増白剤が配合されているのはなぜ?

もともと市販されている白い生地の衣類などの多くは、生地をより白く見せる為に蛍光剤が塗りこまれています。しかし、蛍光剤は洗濯とともに少しずつ流れ落ちていき、徐々に衣類は元の白さを失っていくのです。ウタマロ石けんは、洗濯で失われる白さを取り戻すために蛍光増白剤を配合しています。ウタマロ石けんに配合されている蛍光増白剤は、安全性が確認されているものを使用しています。
蛍光増白剤の安全性に関する詳しい情報はこちら (「蛍光増白剤のヒト健康影響と環境影響に関するリスク評価の結果について」公表の背景と意味」) をお読みください。

引用元:うたまろ石鹸公式HP

また、日本石鹸洗剤工業会が発表した「蛍光増白剤のヒト健康影響と環境影響に関するリスク評価の結果について」という文書の中には、蛍光増白剤は健康や環境に危険を及ぼすリスクが低いとの記載があります。

しかし、「リスクが低い」=0ではない、ととらえる人もいるのが現状。これについても、詳しい説明がされています。

日本石鹸洗剤工業会:聳城 豊さん

「リスクが低い」というと「やっぱりリスクはあるんですね」というふうにとらえる向きがありますが、それは違います。「リスクは低い」ということは、『普通に使っているときにはなんの問題もありません』ということなのです。
安全性を評価するには、考えられる最悪のストーリーを想定しています。たとえば、実際には皮膚を通して入る量は0.1%程度と極めて少ないのですが、われわれのリスク評価では、それが100%体に入ったとの仮定で考えます。たとえその全部が皮膚から吸収されたとしても安全というくらい、非常に厳しくみているのです。

つまり、100%摂取してしまったとしても安全である、安心の成分だけを使用しているということです。日本石鹸洗剤工業会の厳しい審査に加え、それぞれのメーカーによる試験をクリアした製品のみが出回っているということですので、現在お使いの洗剤も安心して使えそうですね。



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蛍光増白剤(蛍光剤)に発がん性など体に悪い害はない?

蛍光増白剤、と検索すると、「発がん性」のリスクをあおる情報もいくつか見られます。これは大きな誤解なのですが、どうしてこのような誤解が生まれてしまったのでしょうか。

▼洗剤や薬品に対する知識がないと、不安になってしまいますよね。

蛍光増白剤に発がん性はない!

そもそも、発がん性物質である「アミノスチルベン」と、蛍光増白剤の正式名称である「ジアミノスチルベン系蛍光増白剤」の名称が似ていることが、誤解を生んでしまったと言われています。頭に「ジ」がつくだけで、物質としては全く違ったものになるんだそう。

名称が似ていることから生まれた誤解が、当たり前のように広まってしまったんですね。

食品添加物ではないから危険?

また、食品添加物として認められていないから、危険なのではないかという意見も見られました。しかし、蛍光増白剤はそもそも食品への使用をすることなどないのです。食品を真っ白に漂白したり、光らせたりすることはありませんよね。

食品に使用することがないために、添加物登録されていないだけなのです。これを、言葉の裏を返して「危険」ととらえてしまったことで、これも多くの人に誤解が広まってしまっています。

医療用包帯やガーゼに使用できないから危険?

蛍光増白剤は、医療現場で使用する包帯やガーゼへの使用は認められていません。しかし、だからといって安全性に欠けるかというと、そうではありません。

医療現場では、、衛生面を考慮し、基本的にリサイクル品を使用してはいけないという決まりがあります。当然、普通に売っているような衣類をリサイクルして包帯にしたり、といった行為は禁忌に当たります。すべてのものが滅菌済みの新品を使用することで、感染を防いでいるんですね。

そして、白い衣類には、元々蛍光増白剤が含まれている場合が多くあります。このことから、「リサイクル品は使用禁止」=「蛍光増白剤が含まれているものは使用禁止」ととらえられ、いかにも蛍光増白剤が危険かのように感じてしまう、というわけなんです。



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蛍光増白剤(蛍光剤)が使われる理由は?

危険性はほとんどないと言える蛍光増白剤。では、蛍光増白剤を使うメリットは何なのか、気になりますよね。

先ほどもご紹介したように、白い衣類にはもともと蛍光増白剤が使われているため、真っ白でキレイな色を保っているんです。しかし、これは生地に塗布されているため、洗濯を繰り返すほどに落ちていってしまうんです。

お気に入りの服を長年着ているうちに、色味が変化してしまう経験はありませんか?これも、蛍光増白剤が落ちたことによる変色と言えます。

しかし、洗剤に蛍光増白剤が含まれていると、洗濯のたびに衣類に成分が付着します。これにより、綺麗な白さをキープできるんですね。買ったばかりの白さをキープするためには、お使いの洗剤の成分を確認し、蛍光増白剤が含まれているものをチョイスするとよさそうです。

▼洗いあがりの真っ白さに驚く人も多数!



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まとめ

▼うたまろ石鹸も、たくさんの活用方法があります!

うたまろ石鹸にも含まれている「蛍光増白剤」は、一般的に使用している限りでは安全性が高く、安心して使える物質ということがわかりました。

蛍光増白剤が含まれたアイテムを上手に活用し、お気に入りの白い衣類を長く大切に着用していきたいですね。白以外の衣類を洗濯する場合には、蛍光増白剤の使用は控えましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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