2021年1月現在、さまざまなスマートグラスが発売され、徐々に一般家庭に普及しつつあります。その中でも革新的なスマートグラスとして発表されたのが、窪田製薬ホールディングス株式会社が開発したその名も「クボタメガネ」です。
こちらはなんと、近視による矯正を必要としている人に向け、視力回復を図るメガネ。かけるだけで視力が回復するとあれば、日頃メガネやコンタクトをつけている人にとっての救世主となりそうです。
そこで今回は、噂のクボタメガネについて、製品の詳細や価格、発売時期などを調査してみました。メガネやコンタクト、ひいてはレーシック手術も不要な世の中がくるかもしれませんよ。
こちらの記事では、
- クボタメガネの効果が気になる!
- 価格やいつ発売されるのかなどの情報を探ってみた!
についてご紹介します。
スマートフォンやPCはもちろん、スマートウォッチなどの登場によりデジタル情報をより便利に活用できるようになった…
クボタメガネの効果が気になる!
日本人だけでなく世界中で増加傾向にある「近視」の人数。2050年には世界の約半数が近視になるとも言われていますが、それほどまでに大人数が悩んでいる疾患であるにもかかわらず、「メガネやコンタクト、レーシック手術等で矯正ができる」ことを理由に大問題とされてはきませんでした。
そこで立ち上がったのは、眼科医療のソリューションカンパニーである窪田製薬ホールディングスCEO・窪田良さん。世界から近視をなくすことを目標に、2020年12月に「クボタメガネ」のプロトタイプを発表しました。
こちらがプロトタイプのクボタメガネです。レンズの中心部には鏡がついており、フレーム側から照射されたLEDを網膜へと反射する役割を担っています。
そもそも近視の多くは、「眼軸長」と呼ばれる目の奥行が伸び、焦点が手前にずれることで起こるとされています。これを縮めるため、網膜に「アクティブスティミュレーション」と呼ばれる光を用いて刺激を与えるというメガネなのです。
これは、通常のメガネと同じく利用者の視力に応じて調整する必要があり、今すぐに大量生産できるというものではないでしょう。しかし、今までの矯正方法とは異なる、より画期的な方法と見て間違いなさそうですね。
価格やいつ発売されるのかなどの情報を探ってみた!
クボタメガネについてメディアのインタビューに応えた窪田さんは、同製品の価格についてはまだ未定(2021年1月現在)と述べています。数十万円となることが予想され、近視が改善するにつれてレンズ交換などの対応が必要になるんだそう。
また、発売は2021年後半を予定していますが、クボタメガネを「VR機器」ととるか「医療機器」ととるかによっても、必要な審査や試験が異なり承認に時間がかかります。日本をはじめ、近視の割合が増え続けているアジア各国での発売を目標としているようですよ。
まとめ
クボタメガネが一般向けに発売されるようになれば、ひどい近視で悩んでいた人も裸眼で生活できるようになる日が来るかもしれません。発売後は大人気となることが予想されますので、逐一情報をチェックしていきたいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。