アメリカを代表するトップ俳優・レオナルドディカプリオ。現在も多数の作品に出演していますが、やはり彼を代表する作品といえば「タイタニック」ではないでしょうか。当時誰もが魅了された彼の演技は、現在渋みが加わりより魅力的になっています。
今回はそんなレオナルドディカプリオの若い頃と現在を比較し、どんな活躍をしてきたのかを振り返ってみましょう。
こちらの記事では、
- レオナルドディカプリオのプロフィール
- レオナルドディカプリオの若い頃とは?どんな俳優だった?
- タイタニックを始めとする出演作品をご紹介
についてご紹介します。
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レオナルドディカプリオのプロフィール
・本名:レオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオ(Leonardo Wilhelm DiCaprio)
・生年月日:1974年11月11日
・年齢:50歳 (2024年12月03日現在)
・出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
・職業:俳優、映画プロデューサー、脚本家、環境保護活動家
ディカプリオは、2022年現在47歳になる俳優さんです。23歳で爆発的なヒット作となった「タイタニック」に出演し、世界的に人気を集める存在となりました。その後も「レオ様」と呼ばれ、日本でも多くのファンを魅了してきましたね。
2022年には、映画界の巨匠「マーティン・スコセッシ」監督とともに再タッグを組んだ作品「Killers of the Flower Moon」が完成。かつてオクラホマ州で起こった実際の殺人事件を舞台に、特別捜査官を演じるディカプリオが体を張る……というストーリー。ノンフィクションという点、そして未だ問題視され続けている人種差別が盛り込まれている点などから、より見逃せない作品となることは間違いありません。
心をつかまれるラブストーリーから、息をのむようなアクションシーンやサスペンスものまで幅広く演じ分けるディカプリオ。年齢を重ねるにつれて増してくるダンディさも相まって、今後の活躍が楽しみになりますね。
レオナルドディカプリオの若い頃とは?どんな俳優だった?
こちらは、タイタニックに出演した際のディカプリオです。面影は今のままですが、線の細さや儚さはまさに「美少年」。当時界隈では「神童」と呼ばれ、多くの監督や俳優に見初められてきました。
ファンにとってたまらないのは、やはり「タイタニック」で共演したケイト・ウィンスレットとの仲ではないでしょうか。現在も親友であるという2人は、休日を一緒に過ごしたり、ショーやパーティーに出かけたりすることも珍しくないのだとか。
これまで数々の作品に出演してきたディカプリオですが、歴代で最高だったキスシーンはケイト・ウィンスレットとのものだったのだとか!それだけ心がこもっていたからこそ、スクリーンの前で多くの観客を魅了し続けているのでしょう。
タイタニックに出演する前のディカプリオは、どちらかといえば影のあるような役を多く演じていました。そんな中王道のラブストーリーとなったタイタニックを経て、アクションやサスペンス、男同士の友情作品などを経験。続いての見出しでは、そんなディカプリオの出演作品をピックアップし、見どころについてご紹介しましょう。
タイタニックを始めとする出演作品をご紹介
「さあ、ディカプリオの出演作品を見てみましょう!」といっても、何から見ていいかわかりませんよね。もちろんどの作品も見逃せない魅力が盛りだくさんではありますが、今回はその中から厳選した5種類の作品をご紹介します。
ギルバート・グレイプ
・公開年:1993年
・ディカプリオの役名:アーニー・グレイプ
【あらすじ】
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のL・ハルストレム監督による青春映画。アイオワ州エンドーラ。生まれてから24年、この退屈な町を出たことがない青年ギルバートは、知的障害を持つ弟アーニー、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーが現れる。ベッキーの出現によりギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく……。
引用元:Yahoo! 映画
ジョニー・デップが演じる主人公「ギルバート」の弟役を演じたディカプリオ。知的障害を持つ難しい役でしたが、わずか18歳で務め上げ、一躍脚光を浴びることとなりました。同映画ではゴールデングローブ賞 助演男優賞をはじめ、数々の賞にノミネート・受賞を果たしました。
タイタニック
・公開年:1997年
・ディカプリオの役名:ジャック・ドーソン
【あらすじ】
1912年、イギリスのサウザンプトン港から豪華客船タイタニックが処女航海に出発した。新天地アメリカに夢を抱く画家志望の青年ジャックは上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たし、二人は互いに惹かれ合う。そこにはローズの婚約者である資産家キャルや、保守的なローズの母親などの障害が横たわるが、若い二人はそれを超えて強い絆で結ばれていく。しかし、航海半ばの4月14日、タイタニック号は氷山と接触。船は刻一刻とその巨体を冷たい海の中へと沈め始めていた……。
引用元:Yahoo! 映画
現実のタイタニック号沈没事故を参考に、架空の人物「ジャック」と「ローズ」を主人公に描いた本作品。沈没する際の鬼気迫る演技はもちろんですが、身分に違いがあるジャックとローズの恋愛模様もヒットの理由となりました。その後舞台やドラマなどさまざまな作品が生み出され、今もなおディカプリオの不朽の名作として語り継がれています。
ディパーテッド
・公開年:2006年
・ディカプリオの役名:ビリー・コスティガン
【あらすじ】
犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ったコリン(マット・デイモン)は、内通者となるためコステロの指示で警察官になる。
引用元:Yahoo! 映画
これまで美少年というイメージが大きかったディカプリオですが、2006年の「ディパーテッド」では一変してダンディな役を務め上げました。冒頭でご紹介したマーティン・スコセッシ監督とタッグを組んだ作品で、犯罪者一族から脱却するべく奮闘する主人公の生きざまに見入ってしまう作品です。
レヴェナント:蘇えりし者
・公開年:2015年
・ディカプリオの役名:ヒュー・グラス
【あらすじ】
アメリカ西部の原野、ハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は狩猟の最中に熊の襲撃を受けて瀕死(ひんし)の重傷を負うが、同行していた仲間のジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に置き去りにされてしまう。かろうじて死のふちから生還したグラスは、自分を見捨てたフィッツジェラルドにリベンジを果たすべく、大自然の猛威に立ち向かいながらおよそ300キロに及ぶ過酷な道のりを突き進んでいく。
引用元:Yahoo! 映画
ディカプリオが自身初のアカデミー賞主演男優賞を受賞したのが、「レヴェナント:蘇えりし者」でした。タイタニック同様死の淵であがく主人公を演じましたが、その差は歴然。1人孤独な中で、復讐を目的に進んでいく姿は、これまでのディカプリオからは想像できないような迫力を感じさせました。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
・公開年:2019年
・ディカプリオの役名:リック・ダルトン
【あらすじ】
人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。
引用元:Yahoo! 映画
近年の出演作品で話題をさらったのが、ブラッド・ピットとの共演作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でした。実際に起こった歴史を交えながら、ハリウッドで落ち目の俳優を演じたディカプリオ。自身の体験を交えながらのリアルな演技は、ファンはもちろん多くの観客を虜にしています。見るだけで前に進む勇気をもらえるような、周りの友人を大切にしようと思えるような、そんな作品となりました。
まとめ
ディカプリオの歴史は、一言で語るには到底難しいような多くの経験が折り重なったものです。数々の作品からディカプリオの努力や思い、そして苦悩が感じられるため、思わず引き込まれてしまうこと間違いないでしょう。
今回ご紹介した作品はもちろん、2022年公開の「Killers of the Flower Moon」、そして他の作品についてもぜひチェックしてみてくださいね。