「コクリコ坂から」海のあだ名がメルなのはなぜ?意味を解説!

2020年8月21日、金曜ロードショーで『コクリコ坂から』が放送されます。

ジブリ映画ではめずらしい青春物語です。

主人公は、両親と離れて暮らす少女・松崎 海

海のことを、みんな当然のようにメルと読んでいますが、

なんでメル?”海”なんのつながりが??

つながりが全くわかりません。

海のあだ名がメルなわけを調べました。



海がメルと呼ばれる理由

松崎海ちゃんは、友達からメルと呼ばれていますが、あだ名の由来について説明はありません。

映画ではスルーされていますが、原作では解説されています。

原作漫画「コクリコ坂から」に登場する海の同居人・北見北斗。

北斗から「海をフランス語に訳すと、ラ・メール(la mer)になる」と教えられます。

ラ・メールが短くなって、”メル”と呼ばれるようになりました。

映画では北見北斗自体存在しません。

同居人の名前は、北斗美樹に。性別も女性になっています。

まさかフランス語か絡んでいるとは。

小さな疑問ですが、これでストーリーに集中できそうです♪



「コクリコ坂から」あらすじ

https://twitter.com/kinro_ntv/status/1294270611544408069

舞台は横浜

1963年(昭和38年)、初夏の横浜。

女子高生の松崎海は、海の見える丘に建つ”コクリコ荘”を切り盛りしている。

海は、朝鮮戦争で機雷に触れて亡くなった船乗りの父を偲んで毎朝庭に旗を揚げていたが、高校の学級新聞に”旗を上げる少女”の詩が匿名で掲載されると、それが自分のことではないかと胸をときめかせる。

恋のはじまり

海の高校には、男子文化部の部室棟“カルチェラタン”があり、老朽化による取り壊しの是非が論争になっていた。

海は、取り壊し反対の論陣を学級新聞で張っている風間俊と知り合い、二人は淡い恋心を抱くようになる。俊に協力したいと思った海が、カルチェラタンの大掃除を提案すると、高校では女子生徒達をも巻き込んだ一大掃除作戦が始まる。

異母兄弟?

ところが、コクリコ荘に下宿していた北斗の送迎パーティで、亡くなった父が友人2人と撮った写真を俊に見せてからというもの、俊は急によそよそしくなってしまう。

海が問いただすと、海の父は俊の父と同一人物であり、戸籍を調べたところ、自分たちが兄妹であることが分かったのだという。

俊も又、自分の父のものだという同じ写真を持っていたのである。

今まで通り、ただの友達でいようと告げられた海は、深く落ち込んでしまう。

それでも…

やがてカルチェラタンの大掃除が進むと、取り壊しに賛成していた生徒達までもが保存を望むようになる。

しかし、学校側はそれを意に介することなく、取り壊しを決定する。

生徒会長の水沼と共に海と俊は生徒の代表として東京に赴き、学校の理事長に直談判して、綺麗になったカルチェラタンを見学してもらう約束を取り付ける。

その帰り道に、例の詩の作者が俊であったことを海は知る。

海は気づいていなかったが、俊は毎朝コクリコ荘の前を養父のタグボート船で通っており、海の旗に応答する旗を船に揚げていたのだ。

たとえ兄妹でも、俊のことがずっと好きだと海が告白すると、俊も海が好きだと答える。

ことの真相

海が帰宅すると、アメリカから帰国したばかりの母が待っていた。

母によれば、俊は海の兄ではなく、引き揚げ船の事故で亡くなった友人の立花(写真に写っている友人のうちの一人)から父が引き取ってきた子だという。

立花の妻は俊を産んで急逝しており、親戚も皆ピカドンで亡くなっていた為に身寄りの無くなった俊を、父は自分の子として役所に届け出た。

しかし、当時海を身ごもったばかりの両親にも俊を育てる余裕は無く、父の知り合いである俊の養親に譲り渡していたのだ。

それを聞かされた海は、母の胸で泣き続ける。

真実

翌日、約束通りにカルチェラタンを訪問した理事長は、生徒たちに共感してカルチェラタンの保存を約束する。

喜びに沸く学校に、俊の養父から俊の生い立ちを知っているという人物が近くに来ているという連絡が入り、海と俊は港の大型船に駆けつける。

大型船の船長を務めるその人物とは、海の父と俊の父のかつての親友で、写真に写っていた三人目の人物、小野寺善雄だった。

小野寺から詳細を聞かされた二人は笑顔で肩を並べる。

そして翌朝、海は今日もいつものように旗を揚げる。今度は父親だけでなく、俊も船の上から見ている事を願いながら。

引用元:ウィキペディア



「コクリコ坂から」声優・スタッフ

原作

漫画『コクリコ坂から』
原作:佐山哲郎
作画:高橋千鶴

声優

長澤まさみ

岡田准一

竹下景子

石田ゆり子

風吹ジュン

内藤剛志

風間俊介

大森南朋

香川照之

スタッフ

【監督】宮崎吾朗

【脚本】宮崎駿

【主題歌】『さよならの夏~コクリコ坂から~』手嶌 葵

【挿入歌】『上を向いて歩こう』坂本 九

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最後まで読んでいただきありがとうございました。