2020年の水星と金星が接近して見えるのはいつ?時間と方角はどっち?見分け方や月の影響について調査

2020年の5月中旬ころに、水星と金星が接近して見えるそうです。

夜空には、沢山の星が輝いてますが、ひときわダイヤモンドのように大きく輝く水星と金星です。

ここでは

  • 2020年の水星と金星が接近して見えるのはいつなのか?
  • 時間と方角はどちらで見えるのか?

調べたことをお伝えしますね\(^o^)/

眠たいけど起きて見てみようにゃん♪


2020年の水星と金星が接近して見えるのはいつ?

5月下旬の夜空

水星と金星の最接近は5月21日~25日です。

中でも、5月22日に最接近します

水星は、6月4日の東方最大離角に向けて高度を上げていきます。

2019年11月頃から何カ月もの間、夕方の西の空で明るく目立っていた金星が、5月に入ると高度を大きく下げていきます。

宵空の金星の見え方(2019年11月~2020年5月)の動画です。



見える方角はどっち?

見える方角は西北西です。

日の入り後、まだ空が明るいうちに、視界を遮るものがない場所で西の空に金星と水星を探し始めましょう。

時間がたつにつれて空は暗くなり二つの惑星を探しやすくなりますが、一方で、高度が低くなるために低空の雲などのせいで見づらくなります。



水星と金星の見分け方

国立天文台では、水星と金星が接近について以下のように紹介しています。

約マイナス4等の金星は、肉眼で簡単に見つけることができます。

水星は約マイナス1等と金星よりはるかに暗いため、明るさが残る空の中では簡単に見つけることができないかもしれません。

しかし22日には金星のすぐ左に水星が見えるはずですので、目を凝らしてみましょう。

日によって金星と水星の位置関係が変わります。

太陽系の惑星のうち最も内側を回る水星は、見かけの距離が太陽から大きく離れることがありません。

そのため普段は明るい空の中で探すことになり、見つけるのが難しい天体です。

しかしこの時期は、金星を目印にして水星を見つける大変良い機会です。

双眼鏡や天体望遠鏡で見ると肉眼よりも見えやすいのですね。

水星は約マイナス1等

普段は水星を探すのは難しい天体なのですが

この時期は見つけやすいようですね。

金星は約マイナス4等で金星の輝きが明るいのですね。

金星は、太陽と月を除けば金星以外に明るい天体は存在しません。

肉眼で観察できる時期の金星はおよそ-4等級で、明るいときには-4.7等にもなるそう。

金星は地球・金星・太陽の位置関係により、月のように大きく満ち欠けして見えます。

また、月と異なり、金星は見かけの直径も大きく変化するんですね。

かつてその明るさと美しさは、ローマ神話に登場する美の女神ビーナス(Venus)に例えられましたね。

現在も金星は英語でVenusと書かれて、女性の美を象徴するので

「きれいになれますように・・」と金星に願いを込めてみるのもいいかも??

ヴィーナス



3月から4月に水星が日の出前の東の低空に現れる

ちなみに、22020年3月24日は水星が西方最大離角されてました。

つまり、明け方の東南東の低空に見えている水星が太陽から最も離れて西方最大離角となったのです。

地球の内側を公転する水星は見かけ上、太陽から大きく離れることがありません。

日の入り後の西の空か日の出前の東の空にしか見えないのが通常です。

3~4月では、日の出45分前の水星の位置太陽から西側に最も離れる「西方最大離角」のときには、日の出前の東の低空に見えます。

東南東の空の開けたところで探してみましょうね!

水星がでる西の空

参考サイト

国立天文台▼
国立天文台

AstroArts▼
AstroArts

こちらは、水星へのBepiColomboの旅の動画です。



月の影響は?

こちらは、2020年5月17日から30日の月齢です。
月齢下旬

新月は5月23日ですし、月がでている時間と水星と金星が接近する日の入りの時には

月はでていませんので、水星と金星の接近する5月21日から25日が月の明るさの影響がないようですね。

参考:
月齢カレンダー▼
月齢カレンダー

太陽系



まとめ

  • 2020年の水星と金星が接近して見えるのはいつなのか?
  • 時間と方角はどちらで見えるのか?

の調べたことをお伝えしました。

新型コロナウィルスのご時世にあって

天体を眺めて偉大な宇宙を想像してみるのもいいですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。