6月8日にアメリカのカリフォルニア州を拠点をした個人向け遺伝子検査サービス会社の「23アンド・ミー」が、血液型がA型は重症化しやすく、O型の人は新型コロナウイルスに感染する「リスクが低い」との暫定的な研究結果を発表しというニュースが走りました。
血液型を決定するABO遺伝子の差異が感染のしやすさに影響している可能性があると言われています。
え?日本人はA型多いけど・・
自分や家族血液型の感染リスクはどれくらいだろう?
では、志村けんさんや、岡江久美子さんの血液型はどうだったのかな?
気になります。
ここでは
- 新型コロナと血液型との関連のニュースのまとめ
- 故・志村けんさんの血液型は?
- 故・岡江久美子さんの血液型は?
- 故・大相撲の勝武士 幹士の血液型は?
について調べたこととをお伝えします。
こちらは、時事ドットコムの血液型がO型の人は新型コロナウイルスに感染する「リスクが低い」との報道のツイート
米カリフォルニア州を拠点とする個人向け遺伝子検査サービス会社「23アンドミー」は8日、血液型がO型の人は新型コロナウイルスに感染する「リスクが低い」との暫定的な研究結果を発表。血液型を決定するABO遺伝子の差異が感染のしやすさに影響する可能性があるといいます。
https://t.co/DzCKHBcUJP— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) June 9, 2020
目次 [非表示]
新型コロナと血液型との関連のニュースのまとめ
【ニューヨーク時事】によると、O型の人は他の血液型の人に比べて、新型コロナへの感染率が9~18%低かった。
年齢や性別、民族のほか、基礎疾患の有無や肥満度などの違いを考慮しても同様の結果が出たという。
また、血液型A型の患者は人工呼吸器が必要になる確率が50%高いことが武漢の研究でも明らかになってましたね。
高齢者や基礎疾患が感染のリスクが高まると言われてましたが、その違いを考慮しても同じ結果というのは本当に暫定的に報じてました。
この報道で、むやみに恐れずにデータとして予防策の意識も高まるかもしれません。
報道内容は以下です。
感染しても無症状の人がいる一方で、重篤になるまで症状が悪化する人がいる原因を突き止めようと、遺伝子に着目した調査が広く実施されている。23アンド・ミーは4月、同社データベースに保管されている数百万人分のDNA情報を用いて、この研究を開始していた。
同社が8日発表した暫定結果によれば、血液型O型の人が特に新型コロナウイルスに感染しにくい。この調査には75万人以上が参加したという。
血液型遺伝子の種類と新型コロナウイルスに何らかの関連性がある可能性は、ほかの調査でも示されている。イタリアとスペインで呼吸器不全を経験した患者1600人余りの遺伝子を調査した先週発表のリポートによれば、血液型A型の患者は人工呼吸器が必要になる確率が50%高いことが示唆され、3月に発表された中国の調査でも同様の結果が表れていた。
Bloombergより引用
Bloomberg/2020年6月9日 2:50 JST
同社の研究に参加した75万人以上のデータによると、O型の人は他の血液型の人に比べて、新型コロナへの感染率が9~18%低かった。年齢や性別、民族のほか、基礎疾患の有無や肥満度などの違いを考慮しても同様の結果が出たという。一方、O型以外の血液型の間に統計的な差はなかった。
23アンドミーは「他の全ての血液型と比べ、O型は(新型コロナ)ウイルスから守られているようだ」と指摘。「研究はまだ極めて初期段階にある」として、参加者を増やして研究を継続する方針を示した。時事ドットコムより引用
血液O型は低リスク? コロナ感染率、75万人調査―米社/
2020年06月09日14時15分
3月27日(金) の>YAHOO!JAPANニュースの報道で、武漢大の研究論文の報道がありましたね。
その際にも、ウイルス感染者の中で最も多かった血液型はA型でした。
続いてB型26.42%、O型25.80%、AB型は10.03%という順でした。
「23アンド・ミー」の研究発表の最も感染のリスクが低いのはO型とは違いますが、血液型との関係は深いようですね。
そのメカニズムを詳しくひもとく前に、データの前提となる現地の血液型分布を考慮してみたい。論文では武漢市に住む健康な市民の血液型はA型32.16%、B型24.90%、AB型9.10%、O型33.84%としている。A型が多い日本人とは違い、O型が最多という構成になっている。
ウイルス感染者の中で最も多かった血液型は前述の通りA型で、37.75%を占める。
続いてB型26.42%、O型25.80%、AB型は10.03%という順だ。さらに、感染後に死亡に至った人の血液型を分類するとA型41.26%、B型24.27%、O型25.24%、AB型9.22%という結果。なんと死亡者の4割以上がA型という衝撃のデータが明らかになったことになる。どうして血液型によってこんなに差がついてしまうのか。米ハーバード大学院卒の医学博士、左門新さんはこう分析する。
「コロナウイルスにかかるメカニズムにヒントがあると思います。人間の肺にある『ACE2』というたんぱく質でできた受容体がウイルスを取り込んでしまうことで感染が起きるのですが、そのとき、受容体にウイルスがくっつくのを邪魔する物質が存在する。それが『抗A型抗体』。A型の人はこの抗体を持っていないのです」
東京医科歯科大学名誉教授で『病気の9割は免疫力で防げる』(エイ出版社)の監修を務める藤田紘一郎さんが解説する。
O型の人は、血漿中で『抗A抗体』と『抗B抗体』という2つの抗体を絶えず作り続けている。つまり、免疫力を常に活性化させているわけで病気に強い。
序列でいうとO→B→A→ABの順番に病気に強いといえます」
ウイルスや細菌と闘う抗体はリンパ球から作られる。藤田さんが人間ドックを受けた5000人の成人の血液を調べたところ、リンパ球の割合がいちばん多かったのがO型(39%)だったという。続いてB型(37%)、A型(36%)、AB型(34%)という順だったというから、まさに免疫と血液型が直結することが示された形だ。「新型コロナウイルスの感染率でAB型が低かったのは、中国にAB型が少なくサンプル数が充分ではなかったからかもしれません」(藤田さん)
新型コロナウイルスの研究は、世界中で急ピッチで進められている。適切な情報をキャッチして正しく対応していきたい。
YAHOO!JAPANニュースより引用
YAHOO!JAPANニュース/3/27(金) 16:00配信
亡くなった芸能人や有名人の血液型
亡くなった志村けんさんや岡江久美子さんなどの有名人の血液型はどうだったのでしょうか?
故・志村けんさんの血液型
血液型はA型でした。
志村けんさんの場合は基礎疾患はありませんでしたが、ヘビースモーカーであったと報じられてました。
生年月日 1950年2月20日
没年月日 2020年3月29日(70歳没)
(wikipedia調べ)
経過:
所属事務所によると、20日に重度の肺炎と診断され都内の病院に入院し、23日に新型コロナウイルスが陽性と判明した。
新型コロナウイルスによる肺炎のため、東京都内の病院で死去。
志村さんは、ヘビースモーカーだた一面も報道されてました。
志村けんの兄・知之さんは「4年前に肺炎になってからお酒もだいぶ減らしてタバコも1日3箱吸っていたのが全然吸わなくなった」と話していた。
タバコが新型コロナを重症化させた可能性を指摘したTBS『ひるおび!』
TBS『ひるおび!』が伝えたことは明快だった。ヘビーな喫煙によって人間の肺が炎症を起こして穴だらけになってしまうこと。
加えて喫煙者は新型コロナウイルスで感染しやすく重症化しやすくなることだ。
そして志村のように禁煙生活を4年続けていても大丈夫とはならないということも一般の人にとっては想定外の指摘だった。
YAHOO!JAPANニュース/4/1(水) 10:02より引用
YAHOO!JAPANニュース/4/1(水) 10:02
故・岡江久美子さんの血液型
血液型はAB型です。
経過:
2020年4月3日に発熱(微熱)があり自宅で療養していたが、6日の朝に容態が急変し、東京都内の大学病院に緊急搬送された。
すぐにICUで人工呼吸器を装着し、PCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明した。
懸命な治療が続けられていたが完治には至らず、23日午前5時20分頃、死亡が確認された。
所属事務所のスタッフ・アップは、2019年末に初期の乳がん手術を受け、1月末から2月半ばまで放射線治療を受けていたため、免疫力が低下していたことで重症化した可能性があるとのコメントを出した。ただし、これに関して日本乳癌学会理事長で杏林大学の井本滋教授は、「放射線治療を受けた患者で、まれに肺が部分的に炎症を起こすことや、免疫をつかさどる白血球が減少することもあるが、新型コロナウイルスによって重症化する原因になるほど、免疫力が下がるとは考えにくい。」と述べた。
生年月日 1956年8月23日
没年月日 2020年4月23日(63歳没)
(Wikipedia調べ)
故人・大相撲の勝武士幹士
血液型はo型でした。
o型は感染リスクが低いとの研究発表でしたが、大相撲の勝武士幹士の場合は糖尿病でインスリン注射の投与をしていたという基礎疾患がありました。
生年月日 1991年11月4日
没年月日 2020年5月13日(28歳没)
身長 166cm
体重 111.2kg
BMI 40.35
2014年より糖尿病による低血糖障害を患っており、インスリン注射の投与を必要としていた。
経過:
2020年4月4日、38度台の発熱の症状が出始め、勝武士の師匠である高田川親方らが保健所に電話をかけたがつながらず、近隣にある複数の病院に診療を依頼したが受け付けてもらえなかった。
4月8日には血痰の症状があったため救急車を呼んだが、夜になるまで搬送先が決まらなかった。搬送先の病院で受けた新型コロナウイルスの簡易検査の結果は陰性であったが、翌日症状が悪化し別の病院に転院。4月10日にPCR検査で陽性と判明された。
その後4月19日に症状が悪化したため集中治療を受けていたが、5月13日0時30分、新型コロナウイルス感染症による多臓器不全のため、28歳の若さで死去した。
(wikipedia調べ)
まとめ
- 新型コロナと血液型との関連のニュースのまとめ
- 故・志村けんさんの血液型は?
- 故・岡江久美子さんの血液型は?
- 故・大相撲の勝武士 幹士の血液型は?
について調べたことをお伝えしました。
まだまだ、新型コロナ感染対策防止が必要ご時世。
気を緩めずにうがい、手洗い、マスクなど対策をとりましょう。