みずがめ座δ流星群2019年7月福岡で見える方角やピーク日、時間を紹介!おすすめスポットも 

今年のみずがめ座δ流星群は、条件抜群で観ることができそうです。
みずがめ座自体の流星の数は少ないですが、同時期にやぎ座流星群やうお座流星群も活動しています。うまくいけば20個以上観られるかも!福岡市内から少し離れて、明かりの少ない所に行くと、更に見える個数もアップします。
出来るだけ好条件で観測したい方へ向けて、7月のみずがめ座δ流星群が観える方角やピーク時期、観測場所についてまとめました。



みずがめ座δ流星群2019の方角やピーク日、時間は?

みずがめ座流星群を観ることができる方角とピーク日、時間について調べました。総合したオススメの時間帯をご紹介します。

方角

みずがめ座は南群と北群に分かれていますが、オススメは南群です。

この流星群は、北群と南群に分けられる場合もありますが、現在は、南群だけがほぼ観察されており、南群だけを「みずがめ座δ流星群」と呼ぶことが多いです。

引用:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台

みずがめ座流星群自体は、1時間2~3個程ですが、同じ時期にやぎ座流星群、みなみのうお座流星群も流れます。20~30個ほどの流星群に出会えるかもしれません。

ピーク日

つるちゃんのプラネタリウム」が公開している情報によると、みずがめ座2019年の活動期間は、7月15日から8月20日まで。
極大といわれるピーク日は7月30日31日頃です。
みずがめ座極大

 

 

 

 

時間

みずがめ座は一晩中でも観ることが出来ますが、一番多く観測出来るのは深夜あたりです。
21時頃には東から登ってきて、23時頃一番放射点が高くなります。放射点が高い位置に来るほど、たくさんの流星を確認することが出来ます。

流星群をキレイにたくさん観るためには、月の状態も重要です。満月に近いような状態だと、月の明るさに邪魔されて暗めの星は見えなくなってしまいます。
7月30日~31日の月の状態は、新月(何も見えない状態の月)の直前。周期表の青枠部分になります。
月の満ち欠け

 

 

 

 

 

 

 

月の満ち欠けを数値で表した月齢カレンダーによると、30日は27.3、31日は28.3となっています。月明かりも気にならない程度、絶好の条件が揃っていますね。
月齢カレンダー7.30-31

 

 

 

オススメの日時は7月30日23時~31日明け方まで、南側の空を見渡してみて下さい。


みずがめ座δ流星群2019福岡のおすすめ観測スポット

星がキレイに観える最低条件といえば、
①街明かりが少ないこと
②周りが開けていること
③空気が済んでいること
の3つは抑えておきたい所です。この条件を満たした福岡の観測スポットをご紹介します。

星のふるさと公園 星の降る広場

星野村にある星のふるさと公園。プラネタリウムや展望台が設置されている【星の文化館】もありますが、おすすめはこちらの芝生広場。広い芝生の上で、ごろんと横になり、もし流星群がなかったとしても観ておきたい星空です。市街地とは、星の数が全く違います!
住所:福岡県八女市星野村10828

星の降る広場
 

 

 

 

 

 

 

道の駅吉野ヶ里

東脊振ICから国道385号を北に約6km、福岡市内から高速道路を使えば1時間位で行けます。山に囲まれていて街の光の影響が少ない場所。
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈1710-11

道の駅吉野ヶ里

 

 

 

 

 

 

 

道の駅吉野ヶ里景色

 

 

 

 

 

 

 

背振少年自然の家付近

福岡市の子供たちが林間学校でお世話になる施設ですが、子供の為だけじゃなく流星群の観測にもおすすめ。街から離れていて、山の中ゆえ明かりが少ない。その分星がキレイにたくさん見えます。
すが、星もキレイです。頂上まで行くと外界の光の影響が少なく、観測を楽しむことが出来ます。
住所:福岡県福岡市早良区板屋

背振少年自然の家付近

 

 

 

 

 

 

みずがめ座δ流星群2019福岡のまとめ

三大流星群(シブンンギ・ペルセウス・双子)ではないもの、並ぶほどの好条件がそろった、今回のみずがめ座δ流星群。観ないのはもったいない!
夏休み中のお子さんとの観測も楽しそうですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。