『スイッチ~君と世界を変える~』第5話のあらすじと感想!黒幕は大統領?ハラたちのチームは解散…

天才詐欺師サ・ドチャンは、大怪我を負った自分とそっくりのエリート検事ペク・ジュンスに成り代わり、

オ・ハラ検事と事件を追います。

同僚や悪人を騙す華麗なテクニック!

ハラハラドキドキ痛快テンターテイメント!

『スイッチ~君と世界を変える~』
スイッチ

4話では、まんまと同僚たちに、ペク・ジュンス本人であると信じ込ませることに成功したサ・ドチャン。

自分の父の事件を再捜査するようコ・ギボンに依頼したところ、クム・テウンが担当刑事であったことを知ります。

一方、外交官が特権で麻薬を運んでいることをつかんだオ・ハラ検事。

まだ具合が悪いジュンスに代わって、ドチャンとともに捜査を開始します。

なかなかしっぽを出さない外交官グループを相手に、ジュンスはひらめきました。

「確実にブツを運べるのは、大統領専用機だ!」
[keni-linkcard url=”https://ami-diary.net/sp/wg/switch-arasuji4-14910/”]

5話では、大統領に同行していたトラックの積み荷のなかから、麻薬を見つけたドチャンとハラ。

荷物に名前が記載されていたチェ・サンヒョン外交官を、現行犯逮捕します。

取り調べに黙秘を続けていたチェ外交官でしたが、突然飛び出した爆弾発言。

「麻薬の密輸を指示したのは、カン・ハンジプ大統領だ!」

ことの重大さに、ジュンス(ドチャン)率いる特別チームは解散し、さらに上の特検チームが編成されることに。

しかしドチャンたちは、チェ外交官の身柄を強奪する計画を立てるのでした。

この記事では、『スイッチ~君と世界を変える~』第5話のあらすじと感想を紹介しています。

『スイッチ~君と世界を変える~』第5話のあらすじ

大統領と同行していたトラックから、麻薬が発見されました。

荷台に積んであった美術品のオブジェに、包まれた麻薬が仕込んであったのです。

積み荷には外交官のチェ・サンヒョンの名前が記載されており、サンヒョンはその場で現行犯逮捕されました。

地検に戻ってきたドチャンらは、報道陣に囲まれ矢継ぎ早に質問を受けます。

鼻高々のドチャンは検事になりきって返答しようとしましたが、ハラに制止されました。

「何を考えているの!私たち、大統領の車を止めたのよ!」

自分に内緒で、大統領一行の車列を止めたハラたちに激怒したチョン・ドヨン検事長。

ハラは責任を取らされ懲戒免職になるのではと心配しますが、ジュンスをリーダーとした特別チームが編成されることを知ります。

ホッと胸をなでおろしたハラでしたが、それほど責任の大きい任務はジュンスのふりをしているドチャンでは無理だと気づきました。

隠れ家へ戻ったハラから特別チームの件を聞いたジュンスは、ある方法を思いつきます。

それは…。

翌日、大統領みずから徹底的に捜査するよう国民に訴える記者会見が放送されるなか、特別チームが立ち上がります。

それには、先日ジュンスのことで恥をかかされ腹を立てているキル・デロ検事も参加することが決まっていました。

驚くハラでしたが、裏でドヨン検事長からドチャンを見張るよう、デロは内密に指令を受けていたのです。

しかしそんなことは、表に出さないデロでした。

「特別チーム長のペク・ジュンスです。」

部屋に入ってきたドチャン。

不安な表情のハラをよそに、ドチャンはまるで本物の検事のように的確な指示を出し続けました。

実は隠れ家にいるジュンスの声が、ドチャンの耳につけたイヤホンから流れています。

そう、ドチャンが出す指示はすべてジュンスの考えたものだったのです。

一方、麻薬の捜査が始まったことを聞いたクム・テウン。

彼が仕切る麻薬の流通ルートを、一時的に止めるよう部下に命令しました。

元国務総理のチェ・ジョンピルに呼びつけられたテウンは、無言で頭を下げます。

「いったいどうなっとるんだ?我々にまで捜査の手が伸びては困るんだ。」

チェ元総理とテウンは、裏の仕事でつながりがありました。

それはチェ元総理は、『南山クラブ』と呼ばれる秘密の権力組織のボスであり、テウンもそれに所属する一員だったからです。

「チェ外交官は末端の運び屋ですので、連絡をとっていたのはファン社長だけです。
我々のことは知りません。」

「とにかく、何とかしろ。」

テウンは黙って、その場を去るのでした。

しかしそのころ、強制的に麻薬の売買を禁じられ不満がたまっていたチョ・ソンドゥが、勝手に暴走を始めます。

自分の縄張りから離れたところで麻薬をさばけば、テウンにもバレないだろうとたかをくくっていたのです。

ソンドゥが売人を探して入ったクラブに、刑事が張り込んでいました。

あわてて飛び出したものの、それを見ていた集団がソンドゥを拉致。

そこはなんと、テウンの傘下に入って別のルートで麻薬を売っていたトンヨン製粉・ファン社長の縄張りだったのです。

地検では、チェ外交官の取り調べが始まりました。

誰の指示で麻薬を運んでいたのか自白させようとしますが、チェ外交官はまったく口を開きません。

しばらく黙秘をしていたチェ外交官の元に、弁護士がやってきました。

二人きりで話をさせてほしい、という弁護士の言うことを聞きコ・ギボン捜査官らはいったん退室しました。

数分後…。

「指示を出した者の名前を言う!それはカン・ハンジプ大統領だ!」

取調室で叫ぶチェ外交官。

特別チームのメンバーは、ことの重大さを知り騒然となりました。

大統領の名前が出たことで特別チームでは荷が重いと判断され、さらに上の『特検チーム』が編成されることに。

この事件はハラたちの手を離れて、捜査を続行する権利もなくなってしまいました。

落ち込むハラの肩にそっと手を置いたドチャンでしたが、ハラは険しい表情で言いました。

「やめて!あんたの考えていることなんてお見通しなんだから!どうやってチェ外交官を逃がすつもり⁈
私は検事なんだから、法に触れるようなことはできないわよ!」

乱暴に出て行ったハラの背中を見て、ドチャンはにやりと笑いました。

「すっかり詐欺師の考え方になったな、俺の影響か?」

ドチャンはチェ外交官が移送されるときを狙って彼を逃がし、仲間と接触する瞬間を押さえる気でいたのです。

ハラはその考えを、完璧に読み取っていたのでした。

ドチャンの詐欺仲間の出番がやってきました。

チェ外交官を乗せた移送車にトラックを突っ込ませ、車を大破させる。

そのすきに逃げ出そうとするチェ外交官に、逃走用の車を用意。

しかしその車には、ガス欠寸前の燃料しか入れておかない。

車のなかには使い捨て携帯を置いておき、真っ先に誰に連絡するか探る。

というのが、ドチャンたちの作戦でした。

移送前のチェ外交官に仲間を装った手紙を渡し、指示通り動くことを命じたドチャン。

チェ外交官は、仲間が自分を助けてくれるものだと思いこみます。

そして移送車にトラックが突っ込み車が横転すると、そこから這い出してきました。

用意していた車に乗り換え走らせるものの、すぐにガス欠で止まってしまいます。

そこでチェ外交官は仕込んであった携帯を使って、何者かに連絡を取りました。

その会話を傍受していたチョン・インテ。

通話相手の場所を突き止め、待機していたドチャンに連絡します。

ドチャンはチェ外交官の通話相手がいると思われる、あるホテルの宴会場へ乗り込みました。

そこには携帯での会話をたった今終わらせた、ファン社長の姿が。

「見つけたぞ…!あいつが『ヒグマ』かもしれない…!」

イヤホンから聞こえてきたドチャンの声に、ハラも息が止まる思いでした。

『スイッチ~君と世界を変える~』第5話のキャスト

サ・ドチャン(チャン・グンソク)
スイッチ サ・ドチャン
天才詐欺師。
どんな者にもなれる変装が得意でとても頭が切れる。

 

ペク・ジュンス(チャン・グンソク)
スイッチ ペク・ジュンス
ソウル中央地検のエリート検事でオ・ハラの先輩。
まじめで仕事に使命感を持っている。

 

オ・ハラ(ハン・イェリ)
スイッチ オ・ハラ
ソウル中央地検検事。
気が強く格闘が得意。
困っている人を見ると放っておけない。

 

クム・テウン(チョン・ウンイン)
スイッチ クム・テウン
フィールギャラリー代表。
裏で麻薬を横流ししている。

 

ポン・マノ(チョ・ヒボン)
スイッチ ポン・マノ
ドチャンの詐欺仲間。
元映画監督。

 

ソ・ウンジ(シン・ドヒョン)
スイッチ ソ・ウンジ
ドチャンの詐欺仲間。
元看護師。

 

チョン・インテ(アン・スンファン)
スイッチ チョン・インテ
ドチャンの詐欺仲間。
ハッカー。

 

ヤン・ジスン(パク・ウォンサン)
スイッチ ヤン・ジスン
ソウル中央地検部長検事。
気が弱く、ことなかれ主義的。

 

チョン・ドヨン(チェ・ジェウォン)
スイッチ チョン・ドヨン
ソウル中央地検検事長。
南山クラブの一員。

 

キル・デロ(ソ・ヨンス)
スイッチ キル・デロ
ソウル中央地検検事。

 

コ・ギボン(チャヨプ)
スイッチ コ・ギボン
ソウル中央地検係長。
ジュンスとデスクが隣合わせ。

 

チョ・ソンドゥ(クォン・シヒョン)
スイッチ チョ・ソンドゥ
テウンの部下でWK貿易社長

 

キム・ヒョヌク(ソン・ウォンソク)
スイッチ キム・ヒョヌク
クム・テウンの秘書。
武闘派で行動隊長。

 

チェ・サンヒョン(ペ・ホグン)
スイッチ チェ・サンヒョン
外交官。
麻薬の運び屋。

 

ファン・ボムド(イ・ジャンウォン)
スイッチ ファン・ボムド
トンヨン製粉社長。
クム・テウンの傘下で麻薬をさばいている。

 

チェ・ジョンピル(イ・ジョンギル)
スイッチ チェ・ジョンピル
元国務総理。
影の権力組織「南山クラブ」総裁。

『スイッチ~君と世界を変える~』第5話の感想

麻薬の運び屋チェ外交官をわざと逃がすとは、思い切った手段に出ましたね!

ドチャンの思惑どおり、チェ外交官はファン社長に連絡を取りました。

それが『ファン社長がヒグマである証拠』になりそうですが、ちょっと待ってください。

ナム・スンテが持っていた動画に映っていたのは、確かクム・テウン代表ではなかったですか?

となるとドチャンたちは、間違った男を「ヒグマだ」と見込んでいることになります。

彼らは動画を見ていませんから、ヒグマの人物像がまったくわからないんですよね。

早く、その勘違いに気づいてほしいです。

『スイッチ~君と世界を変える~』第5話のまとめ

『スイッチ~君と世界を変える~』第5話のあらすじと感想をまとめました。

悪の集団も、一人のやらかしのおかげでほころびができてしまいますね。

ただ「ヒグマを追いつめた!」と緊迫したシーンでしたが、「その男は違うんだよ」と教えてあげたくなってしまいました。

次回は、ファン社長がヒグマだと推測するドチャンたち。

彼が立ち寄った別荘に、麻薬が隠されていることをつかみ家宅捜査に乗り込みます。

しかし事前に察知した一味は、即座にブツを回収し逃げを打ちました。

ところがドチャンと詐欺仲間は、なんとそのブツを横取りし姿をくらまして…!




最後までお読み頂いてありがとうございました。

もし記事が参考になりましたら、下のSNSボタンをポチッとして頂けると嬉しいですm(_ _)m

コメントを残す