埼玉に降った黒い雨は何が原因?人や植物に害はある?過去に降ったことがあるか調査!

3月2日午前、埼玉県で黒い雨が降ったとニュースになりました。

Twitterの白い車が黒い雨に濡れている画像です。

墨汁のようで、びっくりしますね!

一体何が原因で雨が黒くなってしまったのか、自然的なものなのか、はたまた人為的なものなのでしょうか?
また、人間や動物、植物に当たって害はないのか調べてみました!



埼玉に降った黒い雨は何が原因?

黒い雨の原因は、2日早朝に発生した千葉県野田市の工場火災と考えられています。
〈参照:FNN PRIME

3月2日の午前6時半に千葉県野田市にある廃プラスチックを扱う工場で火災が発生しました。

この煙のすすが雨と混じったとの見解ということでしょうか。

『黒い雨』で思い浮かぶのは、広島、フランスの核実験場、そしてソ連の核実験場での原爆投下後に降った黒い色の雨。
この雨に直接打たれた人達は、二次的な被曝が原因で、頭髪の脱毛や、歯ぐきからの大量の出血、血便、急性白血病による大量の吐血などの急性放射線障害をきたしました。

そのイメージが強いからこそ、雨に触れても大丈夫なのか心配になります。


人や植物に害は無いの?

恐ろしい印象の『黒い雨』ですが、今回埼玉に降った雨は現在分かっている限りでは、人や植物に害を及ぼす心配はないとのことです。

蓮田市では放射能測定を行いましたが、問題はありません。
埼玉県で大気状況の監視を常時行っていますが、大気中の汚染物質の測定結果から異常はないようです。
〈参照:蓮田市ホームページ

ひとまず安心ですが、気持ち悪いですね。


過去に『黒い雨』が降ったことはあるの?

過去日本で黒い雨が降ったことがあるのか調べてみましたが、そのような事例はありませんでした。

今回の黒い雨の原因は『廃プラスチックを扱う工場』が原因でした。
かなり黒い煙が出てましたね。

同じような廃プラの工場の火災は最近もありました。

2019年12月24日北九州市のプラスチック加工工場の敷地内で出火し、屋外の資材置き場約100平方メートルにあった廃プラスチックが焼けました。
北九州市廃プラ工場火災

結構黒い煙が上がっていますが、この後に黒い雨が降ったという情報はありませんでした。

 

また、日本ではありませんが中国ではちょこちょこ黒い雨が降っているようです。

2016年11月19日に中国浙江省杭州市で黒い雨が降りました。

5年前に閉鎖された染料工場で敷地内に放置された缶を処分する際、中にこびりついていた石油が黒い粉状になり、舞い上がって雨に混じったことが原因と判明しました。


石油が混ざっているからか埼玉で降った黒い雨よりかなり黒いですね・・。

 

過去にも中国では何回か黒い雨が降っています。

中国に降った黒い雨

1990年3月 上海市に隣接する江蘇省農村部
1994年?月  四川省重慶市
2005年6月  重慶市周辺の黄桷坪地区
2007年8月  中国南部の広東省深圳市

黒い雨が降った原因は環境汚染と言われています。
重油や石炭を燃焼する工場での、粉塵の掃除によって大気に舞い雨に混じって降り注いだとのことです。
〈参照:THE EPOCH TIMES

 

中国では火災ではなく空気汚染で黒い雨が降ったので、日本とはちょっと違うようですね。
また、同じような廃プラ工場で火災が発生しても、今まで黒い雨が降ったという報告は見つからないので、必ずしも黒い雨が降るとは限らないみたいです。

今回は火災範囲が大きかったからなのでしょうか?
それとも燃えた素材が要因なのでしょうか?


埼玉に降った黒い雨は何が原因?まとめ

埼玉に降った黒い雨についてのまとめです。
・埼玉に降った黒い雨の原因は早朝に発生した千葉県野田市にある廃プラスチックを扱う工場で火災のすすが混じったと見られている

・埼玉県蓮田市では放射能測定したが問題なく、大気中の汚染物質の測定結果行なったが異常はない

・日本で過去黒い雨が降ったという情報はない

・中国では環境汚染が原因で黒い雨が降ることが時々ある

今回降った黒い雨は、今のところ人体や植物に害はないとされていますが、やはり気持ちの良いものではないですね