【HKマスク】香港科学博士発案の高性能DIYマスクとは?効果や作り方も紹介!

簡単にDIYできて高性能なHKマスクをご存知でしょうか。

香港の科学博士K Kwong博士が考案した、家庭で簡単に作れて高性能のHKマスク!

不織布マスクの不足はやや緩和しつつありそうですが、使い捨てマスクの値段も以前より高くなりましたし、このHKマスク個人的にかなり気になりましたので、HKマスクとは何か?HKマスクの効果や作り方などを調べてみました!



目次

香港科学博士発案の高性能「HKマスク」とは?

香港科学博士の高性能「HKマスク」とは一体どういうものなのでしょうか。

調べてみると、このようなマスクであることがわかりました。

HKマスクは、使い捨ての中間層フィルターを備えた再利用可能な布製マスクです。

これは、2020年初頭のCOVID-19の発生時にK.クウォン博士によって発明されました。

HKマスクのデザインは、市場にある3層サージカルマスクのデザインと呼ばれています。

HKマスクは、外側と内側の層として布製マスクで挟まれた使い捨ての中間層フィルターと複合化されています。

中間層フィルターには、キッチンタオルペーパーからナノフィルターまで、さまざまな素材が選択されています。

キッチンタオルのろ過効率はN70に近いです。

新しい中間層フィルターを交換して内層布と外層布を洗浄および滅菌した後、マスクを安全に使用できます。

引用元:HK Mask説明書(中国語)

なるほど!

”外側、内側の2重布マスク””使い捨ての中間層フィルター”を組み合わせてできているマスクがHKマスクなんですね!

中間フィルターはキッチンペーパーでOKなので、家庭であるものでできますね!



K Kwong博士のHKマスクの発表会見の様子(動画)がFaceBookでアップされていました。
▶ HKマスク発表会見動画URL: https://www.facebook.com/standnewshk/videos/2761830170580730/

▶ K Kwong博士のTwitterはコチラ(中国語)

▶ K Kwong博士のFaceBookはコチラ(中国語)

 

K Kwong博士とはどういう方なのか、維基百科(中国語版Wikiペディア)に紹介してありましたので一部抜粋します。
(サイトは中国語なので翻訳が多少違っていたらすみません。)

    • K.Kwong博士の中国語名は鄺士山(Kuang Shishan)

K.Kwong博士は香港で生まれ、香港中華大学を主席で卒業しました。

過去には香港中文大学の講師を努め現在では、現代教育化学部門のチューターをしています。

2020年2月21日、K.Kwong博士は記者会見を開き「HK Mask」(取替式マスク)の正式発表をしました。

このマスクの構想から完成まではたったの7日だったそうです。

科学者であり発明者であり、HK MASKの作成者であり、HK MASKの作成者です。

K.Kwong博士は、教育に携わられていたようですね。そしてHKマスクを7日で作ったとはスゴすぎですね!


HKマスクの効果は?

三層のHKマスクの効果の程はどうなのでしょうか。

HKマスクは中間層の素材と重ね方によって予防効果が違うとのことで、K.Kwong博士が発表しているデータの日本語版もありましたので、ご紹介します。

HKマスクの中間層には、ティッシュペーパーとキッチンペーパーが使われており、マスクのみの場合、ティッシュペーパーを1枚~3枚使用した場合、キッチンペーパーを1~2枚使用した場合で0.3umの微粒子の濾過効率を検証しています。

また、ティッシュペーパー、キッチンペーパーを重ねる向き(角度)でも検証結果に違いが生まれるという面白いデータになっています。

【HKマスクの予防効果】引用:K.Kwong博士のTwitterより
HKMASK香港マスクのフィルター効果検証

【HKマスクの中間層の素材と重ね方】
HKMASK香港マスクのフィルターの向き

この結果を見ると、キッチンペーパーの2枚重ね(0℃+90℃)の時が91.3%もカットでき、一番効果的であることがわかりました。

中間層にキッチンペーパーを入れるだけで、これだけ防げるのはすごいです!




HKマスクの作り方は?

HKマスクの作り方についてです。

まずはマスク作りの準備からです!

【用意するもの】

表生地布(絵柄が入ったもので個性を出しても◎) 1枚
裏生地布(無地がおすすめです) 1枚
HKマスク型紙(下からダウンロードできます) 1枚
ゴム紐 2本
テープ 2本
ノーズワイヤー(鼻あて用) 1本
フィルター用のキッチンペーパー(ティッシュでも可)2枚
(一番効果があるのはキッチンペーパー2枚です)

好きな布とゴム紐、テープ、キッチンペーパーと、家庭にあるものが多いですね。

ノーズワイヤーはなければ、手芸用品店で購入できますので通販で探してみてもいいですね!

【ノーズワイヤー(マスクの鼻あて用ワイヤー)】

マスクの型紙は、「赤ちゃん用」「幼児用」「子ども用」「女性用」「男性用」の全部で5種類あり、お好みのサイズをダウンロードすることができます。(HKマスクの型紙ダウンロードは下で紹介しています)

【HKマスクの寸法(5種類)】
HKマスクの型紙5サイズの大きさ寸法の表

マスクの型紙のダウンロードはこちらからどうぞ。

【HKマスクの型紙】

お好みのサイズをクリックしダウンロードしてください。型紙はPDFになります。

PDFの型紙についてはコチラからもダウンロードできます。(全種類がいっきに見られます)

5種類もサイズがあるので、ありがたいですよね!



【HKマスクの作り方】

1.表生地用は”実線”を、裏生地用は”点線”を線に沿って切ります。

2.表生地を2つ折りし、型紙を表生地に針で固定し、型に沿って切ります。

3.表生地の位置に合わせて鼻あて用ワイヤーの場所(ノッチ穴)を少し切ります。(0.2~0.3cm)

4.裏地も表生地と同じように切ります。

5.2枚になっている生地を合わせてカーブ面を縫います。(表生地、裏生地それぞれ)

6.縫い目を開き、表生地の上辺1cmを折って鼻あてワイヤーが入る部分を縫います。

7.鼻あてワイヤー用のノッチ穴にワイヤーを入れ、折りたたんだ生地を縫って固定します。

8.表生地の下辺1cmを同様に折り、縫って生地の端を固定します。

9.裏生地も上下を1cmに折り、縫って生地の端を固定します。

10.型紙にゴム紐の位置に目印を付けます。

11.表生地の両サイドにゴムの端を合わせて縫い付けます。

12.表生地と裏生地を向かい合わせ(表面同士を中表)にして配置し、側面をミシンで縫って固定します。

13.12の縫い目を内側にマスクの表と裏を返します。

14.左右2枚の生地の間にテープを入れ、2枚の布を縫います

15.マスクの中央下部を表裏両面一緒に横長に縫い、フィルターを固定する箇所を作ります。

16.表生地の左右の鼻あて用ワイヤーのノッチ位置を縫ってワイヤーがずれないようにします。

17.出ている糸を切って、テープの最後に結び目を作ります。

18.完成

文章だとわかりにくいので、動画を見ながら作るとわかりやすいです!

【HKマスク作り方動画】(中国語ですが動画なので問題ないです)

【マスクの作り方】(日本語版)

【HKマスクの付け方(装着方法)】

K Kwong博士が直々にHKマスクの付け方について紹介しています!

少し強面な感じかなと思いきや、動作も可愛らしい方ですね。

使い捨てマスクの正しい洗い方!ファンデーションも落ちる洗剤は?


香港科学博士発案の高性能HKマスクとは?効果、作り方のまとめ

HKのK.Kwong科学博士の発案で生まれた取替式の高性能HKマスク。

中間層フィルターも家庭にあるキッチンペーパーでできるので、経済的ですよね。

表生地の布を家族で選ぶところから始めてみても楽しそうです。

完成した際には、記念撮影などして、おうちタイムを充実させてもいいですね!

私もさっそく挑戦してみたいと思います!



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